「普通」ではない とは

世の中の型にハマらない人は

生きづらい国。

 

 

「普通」や「一般」という認識から

外れると

白い目で見られたり

影で何か言われたり。

 

関係ない人にどう思われようと

何を言われようとどうでもいい。

 

そう割り切れれば

気は楽になるけど

日本人は

他者の意見を気にしすぎる。

 

 

そういう社会が出来上がってしまっているから

追い詰められる人が多くいる。

 

 

「これは出来て当然」

「これが出来ないなんてあり得ない」

 

無意識にそう思うことで

他者だけではなく

自分たちのことも苦しめている。

 

「こうでなければならない」

 

という意識が

 

「それが出来ない自分」を

責めて自己肯定感を下げていく。

 

「こんな自分を知られたくない」

「知られるのは恥だ」

そう思ってしまい、

強い自分を無理してでも

維持しようとする。

 

そんな事を繰り返していくうちに

「本当の自分」が分からなくなる。

 

「偽りの自分」でいれば

処世術としては楽にはなれる。

 

でも押し殺している「本当の自分」が

顔を出そうとした時、

対処法が分からなくなってしまう。

 

誰しも多かれ少なかれ

ストレスを抱えなら生きている。

 

気づかないうちに

少しずつ蓄積されたストレスが

いきなり爆発をする。

 

そうなってしまった相手を

多くの人が

「弱者」として扱う。

 

その様子を見て

「自分は弱者だと思われたくない」

と思い

ストレスに蓋をする。

 

でもどんなに我慢をしても

人には限界がある。

 

自分の調節方法をしっかりと

理解して実行できる人は少ない。

 

自分のメンタルを殺し続けて

その先に得られるものは何だろうか。

 

そこまでして

手に入れなければならないものは

どれ程のものなのだろうか。

 

 

何のために我慢をして

この生きづらい世の中で

もがき続けているのか、

分からない。