ハンニバル・レクター シリーズ4作観ました ネタバレ有

羊たちの沈黙

ハンニバル

レッド・ドラゴン

ハンニバル ライジン

 

全部観ました!

 

 

ネタバレを含む

感想などを書いていこうと思います。

 

 

 

  【 ハンニバル 】

 

羊たちの沈黙から

10年後の話ですね。

 

 

どんどん明らかになっていく

ヴァージャーのクレイジーっぷり。

 

サイコパスというよりも

頭おかしい人という感じがしました。

 

 

ヴァージャーが居なければ

この作品は成立しないのですが、

私は漠然とした不快感を感じました。

 

 

 

ヴァージャーが

ハンニバルに近づこうとできるのは

お金があるからこそ。

 

 

使用人もお金の為に動いてるのであって

ヴァージャーについていきたい訳ではない。

 

 

そのあたりに

サイコパスであり

人を惹き付ける

ハンニバルとの違いが現れていました。

 

 

ハンニバルに近づくために

クラリスを利用することができたのも

お金と権力があったからですし。

 

 

 

クラリスがFBI捜査官としてだけでなく

ハンニバルに興味があることも

納得です。

 

 

それは凶悪犯罪者であるハンニバルから

クラリスに対する気持ちも

同様ですが。

 

 

 

ヴァージャーのところから

クラリスハンニバル

救いだすというのも想像の範疇でしたね。

 

 

最後のシーンで

手錠で繋がれたクラリスハンニバル

 

案の定ハンニバル

クラリスを傷つけませんでした。

 

 

正直、期待しすぎたので

思っていた程面白くなかったです。

 

 

しかし。

4作全部を見なければ

面白いかどうかの判断をするのは

早すぎる!と思い

レッド・ドラゴン

ハンニバル ライジング も観ました。

 

 

 

 

  【 レッド・ドラゴン 】

 

ウィル・グレアム。

 

この人、海外ドラマのハンニバル

主要キャストというか

主人公なんですよね。

 

 

海外ドラマも観ている私からすると

キャラ違いすぎるだろう!

と、残念な印象から始まりました。

 

 

4作全部観てから

海外ドラマのハンニバルは観るべきです。

 

 

ダラハイドが起こす事件には

面白みは感じませんでした。

 

 

ただ、女性に恋をして苦しんでいたり

過去のトラウマに悩んだりと

葛藤しているシーンがあるので

思想はおかしいけど

人間味がまだ残っているなと。

 

 

ハンニバルを尊敬しすぎ

尊師のように感じていたダラハイド。

 

 

その信仰心のような物は

少し理解が出来るかなと思いました。

 

 

ですが、

ダラハイドがやることが中途半端すぎて

正直胸くそでした。

 

 

何かしら理由があっての

連続殺人を犯しておきながら

最後は自分の弱さに負ける

一貫性の無さ。

 

 

刺青はとても綺麗だったので

もっとそれを生かしたシーンが

あったらよかったなと思います。

 

感想は普通。

 

 

 

 

 

  【 ハンニバル ライジング 】

 

私があまり好まない戦争シーンから

始まりました。

 

子供が悲しむのは

映画だとしても胸が痛みます。

 

 

幼いハンニバル

妹のミーシャが可愛かったから

尚更嫌でした。

 

 

ミーシャが食べられるというのは

最悪でしたが、

ハンニバルカニバリズム

ここから繋がっていくのだろうと我慢。

 

 

ですが、どう考えても

小さな子供1人を食べるよりも

大人を食べるほうが

多くの食糧を得られますよね。

 

 

リーダーだったであろう

グルータスなら

仲間の中で一番使えない人を

食糧にするというのを

考えてもおかしくはないのにと

引っ掛かりました。

 

 

あの後も食糧が手に入らなければ

恐らく次の食糧は

ハンニバルになっていたでしょう。

 

 

レディ・ムラサキも不思議な女性でした。

 

そもそもなぜ

昔の日本の資料があったのか。

 

斬首の絵などを見せたのか。

 

 

ハンニバルに優しく育って欲しいとの

気持ちもあったのでしょうが、

日本刀があったこともあり

復讐に拍車をかけたとも観てとれます。

 

 

戦争で遭った悲しい出来事は

何があっても消えない。

 

 

ハンニバル

ミーシャを殺して食べた男を殺害。

 

 

ここまでは分かるのですが、

なぜ犯人を食べたのでしょうか。

 

 

ミーシャを食べた奴らの体のどこかに

ミーシャが宿っているからか。

 

疑問の残る内容でした。

 

面白いとは感じませんでした。

内容も暗いですし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハンニバルシリーズを観ながら感じたのは

「私自身」が

ハンニバルを実在した人物」のように

認識していることでした。

 

 

自分でも驚きです。

 

 

ハンニバルが実在した

凶悪犯罪者のように感じながら

作品を観ていたのです。

 

 

そしてそのサイコパスっぷりに

のめり込んでいました。

 

 

ハンニバルが如何に残忍で

突拍子もない事をするのかを

期待していました。

 

 

すごい作品ですね。

 

 

アンソニー・ホプキンス

演技力!

 

 

見終わってしまうと、

寂しさのようなものが残ります。

 

どうしてこのような作品を思い付くのか。

 

それをここまでのクオリティで作れること。

 

才能なんでしょうが、

才能を越えた何かを感じます。

 

 

サスペンスの中で最も面白い作品として

ファンが多いことも納得です。

 

 

あまりにも作品がすごいので

どんな言葉で感想を書いても

陳腐な物に感じるので以上にします。

 

 

 

 

ハンニバルシリーズを観た方の

感想や捉え方など、

教えていただけたら嬉しく思います。

 

よろしくお願いいたします。